こじらせた文具オタクは厄介で、ちょっといいペンを外でも使いたい。特に自分はメモを携帯しているため、ペンの使用頻度がかなり高い。
ということで、rOtring600を購入した。レビューを行っていく。
目次
やっぱりボールペン最高

肌見放さず持ち歩くメモ帳のお供に、三菱鉛筆のサインペンリブを使用していた。このサインペンはとても良くて左利きの自分でも全くかすれずに使用できる。
…のだが、ブログ休止期間中に文具熱が再燃してしまい「出先でちょっと書くときもボールペン拘りてぇな」と思うようになってしまった。
どこでも使える
「サインペンで書けばいいじゃないか」と思ったりもしたが、ほとんどの書類はボールペンを想定して作られている。そのため氏名上のふりがな欄とかちっちゃすぎてサインペンでは無理。
サインペンリブは水性顔料インクのため、そんじょそこらの油性インクより水に強いのだが、サインペン=水に弱いというイメージが先行しているため、いくら耐えられたとしても門前払いされる。
あと筆圧が必要な複写紙には向かない。
良いものを使いたい
コレが一番大きい理由。ちょっと良いペンを使うことでメモを取るときのテンションも上げたい。気分が上がることでメモ取りが捗って忘れることもなくなり、ハッピーという計算された導線。
これはイケると購入したのがrOtring600(ボールペン)だ。
rOtring 600(ボールペン)とは

ドイツの筆記具メーカーrOtringの数字シリーズと呼ばれる製図用シャープペンのデザインが基となっているボールペン。
そのためrOtring 600のローレットグリップや口金の細さ、フルメタル軸といった特徴はもちろん踏襲されている。
rOtringの筆記具の特徴である無骨なデザイン、プロユースにも耐える実用性を感じさせる600は外出時の相棒としてちょうど良いと判断し購入した。
感想
筆記感
まずは筆記感から。
金属軸の圧倒的な重量と剛性を感じさせる筆記感は、安価なペンでは味わえない魅力。
しかし、重心が少し高い位置にあるため、疲れを感じやすい。
後述するペン先のガタつきはいただけない。

インクはごく普通の油性。粘度はやや高めで抵抗感があるため、一定の筆圧が求められる。油性インクらしいヌメヌメ感、ダマのできやすさ、独特な匂いも健在。
カスレは普通にある。インクが減ったときやメモ書きなどでは特にひどいため左利きには向かない。
rOtring600はG2規格に対応しているため、天下のジェットストリームを使用できるのは強い。
デザインが良い

“質実剛健”という言葉が似合うデザインはとってもイかしてる。

かっこいいだけでなく実用性も考えられているのがミソで、ノック部のローレット加工はペン差しから取り出す際の持ち手となる。たったこれだけのことだが、さっとメモを取る時もペンを確実に掴んで取り出せる。
特徴となっている六角グリップは転がり防止、ローレットグリップはグリップ力向上に一役買っていてデザイン一つ一つに意味がある。
また金属軸の重さと質感の高さは所有欲を刺激する。
アクロインキが使える

リフィルを改造することでアクロインキも使用可能。必要なものはBRFN-30系リフィルと木ダボ。
BRFN-30系リフィルはG2規格と比べて全長が足りないため、それをダボで補えばOK。いい感じに切ってダボとリフィルを入れればアクロインキが使用できる。
アクロインキの良い点は発色の良さと筆記感。油性インクとは思えない濃さと、少しざらつく筆記感は制御性を高めてくれる。
アクロインキを入れたrOtring600は好み。
ペン先がガタつく

ここからデメリットになるが、ペン先のガタツキが大きいのは欠点。リフィルにテープを巻くことで改善されるが、もう少し精度を上げてほしい。
出先用のペンにおすすめ
このペンをおすすめするならば、出先用だろう。取り回しが良い訳では無いが耐久性が高く、傷がついてもそれすら味になる。
筆記時に疲れるというデメリットも短時間使用ならあまり気にならない。
よくあるペンよりちょっといいものが使いたいが、高級品は気を使ってしまう。そんな中、2,600円と手の届きやすい価格ながら所有欲を満たすrOtring600はとってもあり。

