今回はなんとなく「スマホを時計にしたいな〜」と思ったのでアプリを漁っていたらこんなアプリが出てきたので紹介する。
目次
スマホは時計に最適

前にレビューしたように自分はPC作業時はワイヤレス充電器にスマホを置いている。つまりスマホは定位置にあるということだ。
しかしスマホが定位置にない時がある。多分PC作業時はスマホを使わないからだと感じた。
つまりスマホを使えばいい。ということでスマホを時計に出来ないだろうかと調べたらこのアプリがヒットした。
StandBy Mode Proとは
引用;google Play
時計やカレンダーなどをスマホに表示できるアプリだ。iPhoneのスタンバイモードにそっk(ry
見かけ上のデメリットとしては
日本語非対応(英語のみ)
→追記:アップデートで日本語対応済み- 日本語レビュー少
ちなみにレビューなしというのはあくまで日本のみ。海外からのレビューを覗くと絶賛の嵐だった。その証拠に約7000件のレビューで☆4.6という頭おかしい数字を叩き出していた。端末によるバグが起こりやすいユーティリティアプリなのに(倒置法)。
広告がでてくるらしいが、別途600円を払うことで広告排除と一部機能が開放される。その一部機能の開放も次章で少し解説する。→2498円に…
アプリの作り込みがエグい
このアプリめっちゃ作り込まれている。androidの民は一回試してほしいと思えるほどによく出来ている。
その中から特に素晴らしいポイントを3個紹介する。
画面焼付き防止機能

このような常時表示が行われるアプリで気になるのが”焼き付き”。自分も危惧していたのだがこのアプリには対策が取られている。

↑上の画像の左がOFF、ONだ。黒い斑点を加えるので暗く見える。
カスタマイズ幅が広い

このアプリのカスタマイズ幅が広いのもメリットだ。無料版だと本家とあまり変わらないカスタマイズ性だが有料版は結構幅が広い。
無料版でも本家と同じく横画面での表示が可能だ(一部制限有)。しかし有料版だと縦画面表示ができる。つまり省スペースで表示させることができるからデスクで使うのに最適だ。
実は縦画面表示は本家非対応らしい。
もちろん有料版の機能は縦画面表示や広告排除だけではない。アプリ起動時の通知の制限やナイトモードの行う時間の設定などかゆいところに手が届く設定が可能だ。
充電によって起動/終了が可能

この手のアプリでありがちなのは「使いたいときはアプリ立ち上げてね☆」といったクソ面倒な仕様だ。
しかしこのアプリは充電したらアプリ起動、充電器を外したらアプリ終了が可能だ。しかもこれがロック画面になっていようと動作する。めっちゃ快適。
追記:ワイヤレス充電中のみ時計表示が可能に!

最近のアップデートにて「ワイヤレス充電のとき」というオプションが追加された(無料版も?)

↑日本語版だと「充電中のみ」という表示だがオンにすると有線で充電しても反応しないことが確認できた。
「ロック画面のみ」というのはスマホがロックされている時のみアプリが起動するオプション。
初期故のデメリットも
ユーティリティソフトではあるあるだが端末によるバグがある。ちなみに自分はPixel7を使用している。
またこの症状は2024/02/22時点なので改善されるかも知れない。
秒針止まるバグ→アップデートで改善済

Duoと呼ばれる2つの情報を映し出すモードがあるのだが「アナログ時計(丸)とそれ以外を表示している時に秒針が止まる」というバグに遭遇した。→アップデートで改善済み(追記参照)
解決したからトグルにまとめておく。

↑このように秒針が止まる。起動時や下の情報をスワイプしたらこのように止まる。

↑アナログ時計(角)だと止まらない。
追記:アップデートにより改善
後述する日本語対応アップデートでふと確認。治っていたことを確認した。

充電時にアプリ起動されない→解決済み

設定すれば充電時にアプリが起動させることができるのだがたまに反応しない。逆も然りで充電器から離してもアプリが閉じないこともある。
さっと置いても反応しないのはストレスだから早急に改善してほしい。
追記:「画面がオフになったとき」オプションで”ほぼ”解決(2024/08/04時点)
最近のアップデートで充電時の自動起動時のオプションで「画面がオフになったとき」を選べるようになった。
これをオンにすることで横向きと認識したとときまたは、ディスプレイが消えたときに反応させることができる。
「最初の横向き判定」と「画面が消えたときの横向き判定」2つあるため、高確率で動作する。
一方で充電器から離したのにアプリが閉じない状況はまだある。これも直してくれれば100点満点だ。
追記:最近のアップデートで100%起動
またまた最近のアップデートで百発百中で起動するようになった。起動してない(怒)みたいなプチストレスが無くなって幸せ。
検証したデバイスはPixel7だけだから他のスマホも100%起動するかは未知数だ。
追記:新たなバグ 勝手に起動する→再起動で解決→解消済み
直ったからトグルにしまっておく。
スマホを横向きにすると勝手にアプリが起動するバグに陥った。寝ながらTwitter見たくても勝手に起動して煩わしい。

クイック起動を「ロック画面のみ」にするとTwitterやYoutubeを見ていても勝手に開かなくなるが、ロック画面では開いてしまう。くっそウザい。早急に改善してほしい。
→再起動で治るが、少しするとまた発生する…(2024/05/31時点)
自分が感じたバグはこれくらいでアプリがクラッシュすることもなかった。
追記:有料版がバカ高い
前までは600円だったのに今は2498円。
アプリとして考えればバカ高いが、解像度の高い時計化できるツールと考えると安い…いや高いわ。1000円くらいならおすすめできる。約2500円はキツイ。
最後に
最後に感じたことを述べていく。
アプリの出来がえげつない

iPhoneのスタンバイモードを知ってandroidでもできないかな〜とちょくちょく調べていたのだがやっと現れてくれた。アプリの完成度もえげつないし制作陣のこだわりをいたるところで感じた。
良いアプリを作ってくれて感謝してもしきれない。

レビューが異様に高い理由もわかった。確かに素晴らしい。

↑このように更新頻度も半端ない。
スマホ時計化のメリット

なぜスマホを時計化させたかったのか。それはPC作業中のスマホに役目を与えたかったからだ。
PC操作した時にふとスマホが必要になって手に取ろうとした瞬間「スマホがない」ということが多発していた。なぜならPC操作時にスマホを使うことがないからだ。
スマホに役目がない=忘れるという状態だから忘れても仕方ない(言い訳)。

逆に言うとスマホを「時計」にすれば時間が知りたくなったときにふとスマホを見ると同時にスマホがあることを確認できる。
つまりスマホに役目がある=忘れないという状態になった。たまに忘れてしまうが…
バグもある

端末によるバグが置きやすいユーティリティアプリということもあって端末によってはバグもある。その点は注意だ。
バグが多いで有名なPixelシリーズで使用しているがかなり大きいバグは現れなかったからPixelを使っている人は普通に使えると思う。…しらんけど。
2024/08/04追記
リリースから1年経ったこともあり結構バグは改善されている。殆どのデバイスで普通に使えると思う。
日本語非対応→対応済

2024/02/22時点では英語のみで日本語には対応していない。→対応しました。
しかし最近は「googleレンズ」というものがあるからスクショしてレンズで翻訳すると簡単にわかるから安心してほしい。
追記:日本語に対応
ふとアプリの設定を見ると日本語対応していた。

日本語はぎこちないが意味はわかる。
無料版は実用に堪えない

実際に使ってみて無料版は実用に堪えない。機能的には十分だが広告が多すぎる。制作陣の「無料版を試してみて良かったら有料版にしてね☆」という意図を感じた。
その証拠に1分間だけ縦画面表示を試すことができる。「お金を無駄にはさせない」という意思を感じる。
お金を払う価値はある→高くなって微妙に

個人的にはお金を払う価値が大いにあるとおもう。アプリの作り込みを見ると600円払ってる。それくらい完成度が高い。
→2498円にパワーアップ。
600円払うだけで「PCデスクにスマホがねぇ」という状況が減る。この利便性を知ると後には戻れない。しかもスマホの高品質なディスプレイを使用しているから、普通の時計より圧倒的に見やすい。
追記:2498円は厳しい

ほぼ100%の確率で自動起動してくれるし、見た目も作り込みも良いしバグも今のところほぼない。とても優秀だ。
けどそれを知ってるのは実際に使ってる人だけ。知らない人からすると「iPhoneでできる”アレ”が約2500円!?信じられない…」となるだろう。
その人達のために無料版で試してもらうというのは非常に合理的。そして気に入って課金しようと思って立ちはだかるのは2498円は高すぎる!
もしこれが1000円や1500円ならおすすめできた。アプリにしては高いけど、それ以上の価値があるからだ。でも2500円は渋る。
かといって無料版は広告が入って鬱陶しい。
常日頃から使うならやっぱり課金するのがストレスフリーだけど、高いけどストレスフリーに使いたいという永久機関に陥る価格だ。
長期的に見たら安い?

よく考えると、「デスクにカレンダーと時計を置くくらいなら、スマホにやらせれば良いのでは?」とも思う。
まずデスク用の小さいカレンダーは毎年買わないといけない。つまり年一の出費というわけだ。
しかもこのカレンダー、スマホのように今日の日付に印が入ることなんてないし、月初めはめくらないといけない。
次に時計だが、パソコン使用時は右上か右下にある時計を見れば済むが、小さいから視認性が悪い。
また、デジタル時計は現在の時間は分かりやすいが、どのくらい経ったかなどの時間の把握は難しい。
一方アナログ時計の場合、指針の位置から何分経ったか直感的に分かる。
つまり、時間の把握に長けている。そのためデスクに置く時計として、アナログ時計はとても向いている。
そもそもカレンダーと時計2つも置いたらデスクがゴチャついてしまう。

もしこれらがスマホに集約されれば、時計もカレンダーも置かなくて良くなる、時計はアナログ式、カレンダー代が不要、日付も直感的に見れるなど利点が多い。
スマホに積まれた最高ディスプレイを使ってるため、視認性もかなり良いし、カスタマイズも自由。
そんな画期的なツールがたった2498円。
と考えると安いのかもしれない。
ワイヤレス充電器と併用がおすすめ

無料版、有料版問わずの良い運用方法がある。
それが、縦型のワイヤレス充電器を使用することで置くだけで勝手に充電され、時計がつくようになることだ(要設定)。
控えめに言ってめっちゃ便利。対応しているスマホを持っている人はぜひ使ってみてほしい。
縦型ワイヤレス充電器はこちらから
最後にこのアプリのリンクを貼っておく。
ここまでご覧いただきありがとうございました。