今回はトラックボールについてのお話だ。トラックボールは購入当初から普通に使えるのだが、ボールに潤滑剤を塗ることで大幅に操作性が向上した。
今回は「撥水コーティング剤を塗るべき」という布教を行いたい。
ちなみに、自分はPro fit ergo verticalを使用している。詳しくは下の記事を見てほしい(宣伝)。
目次
ボールが引っかかる

きっかけは単純でボールが引っかかることに違和感を覚えていた。
半年近くボールが引っかかるままで使用してきたのだが、細かい操作をする際に行き過ぎてしまったりと操作が難しい。
難しいとはいえ、使えているから放置していたのだが「ボールがもっと滑らかだと操作感が良くなるのではないか」と調べたのが始まりだった。
操作感UP方法
調べた結果次のような方法が出てきた。
ボール交換

トラックボールのボール部分を交換して滑らかにする方法だ。多分、操作感向上の方法で一番オーソドックスなものだと思う。
有名なのはペリックスというメーカーが作るもの。(下にアフィリンクを貼っておく…)
しかしボール一個1500円ほど(amazon価格)する。まぁまぁ高いのだがそれ以上に見た目に影響を及ぼす。

このトラックボールはシルバーだ。しかしペリックス製のトラックボールにシルバーはない。昔はあったらしいが現在販売されていない。復刻してくれないだろうか…

100歩譲って黒でもいいかなと思ったけど、白に黒のボールは目立ちすぎて合わない気がする。ということで却下。
潤滑剤を塗る

ボール交換の次に有名な潤滑剤を塗る方法だ。
ボザンナとかスーパークレポリメイトを使っている人が多い。
潤滑剤を選んだ
そう言えば家にあった気がすると思い、探してみたらあった。これだ。

水回りに使える撥水コーティング剤だ。あまり使っていなかったから忘れていた。
多少違えど内容物にシリコーンが入っていた。また裏側の注意書きに”液が床に付着すると滑りやすくなる場合があるため使わない”と逆?に滑りやすいことが明記されていた。
「乗るしかない、このビッグウェーブに」と見切り発車でボールにつけてみた。
塗ってみた

上のように袋に入れてスプレーすることで周りに飛ばなくなる。おすすめ。

スプレーしたらティッシュで拭く。このときからボールがすべすべになっているから落とさないように注意しよう。

本体の支持機構にも塗っておこう。
袋に残った液をティッシュに染み込ませ塗るのがおすすめ。袋を再利用することもできるから多分エコ。
塗ってみた感想
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操作性が大幅向上

タイトルでネタバレしている通りボールの動きがヌルヌルになった。いままでどうしてカクカクのまま使っていたのか少々後悔するほどだ。
この触り心地を知ってしまうと後戻りできない。
精密な操作が必要

しかしヌルヌル感が増すということは細かな動きへの影響が大きくなるため、より精密な操作が必要となる。
トラックボールを半年使っていただけ合ってそこそこ精密な操作が出来ていたので支障はなかったがトラックボール初心者の場合は苦労するかも知れない。
効果が切れるのが早い

あくまで撥水”コーティング”だからもちろんコーティングは剥がれ落ちる。
個人的には、一週間ほどで許容できる滑らかさを下回る。人によってはもっと早いかも知れない。
お試しとしては良いかも知れないが、長期間使用する場合は注意したほうがいい。
最後に
お試しに最適

トラックボールの潤滑剤として有名なボザンナやスーパークレポリメイトは大体1000円程するが、この撥水コーティング剤は約650円ほどと安いからお試しとしては最高だと思う。
匂いもないしベタつきもないからトラックボールの潤滑剤としてのお試しにおすすめだ。
コスパは…

やはり効果が切れるのが早い点は見過ごせない。高頻度で塗り替えてもOKという人には良い選択肢となるかも知れない。
もし使わなくても(正しい用途である)撥水コーティング剤として余生を過ごせる。
高頻度=使用量が多いから1000円ほどのスーパークレポリメイトと変わらない気もするが…
これがなくなったらスーパークレポリメイトにするかも知れない。ボザンナは匂いがあるらしいからNG。
もし家に余っているのなら試しに使用してみるのはおすすめだ。常用するのはめんどくさい。
ともかく別のヤツに変えたら別記事を書く。気が向いたら
追記:ペリックスのボールに交換
結局ペリックスのボールに交換した。結果操作性がかなり向上した。高く感じるがトラックボールの操作性がとてつもなく向上するからおすすめ。
最後に一応アフィリンクを貼っておく。
ここまでご覧いただきありがとうございました。