最近windowsに乗り換えた犬鳴だが今後またmacOSに逆戻りするかもしれない。ということで今回は備忘録もかねて私が愛用していたソフトを残しておこう。
macOSのフリーソフトは極めてまれ
もともとwinユーザーだった自分がmacに乗り換えて面食らったのがこれ。
macOSのフリーソフトがマジで少ない。windowsであれば適当に調べれば、窓の杜やVector、k本的に無料ソフトがヒットするが、macはマジでない。
macOSは互換性を重視しない設計

macOSの有志開発ソフトがシェアウェア多数なのはいくつか理由がある。
第一として、互換性を重視しないことが挙げられる。

Windowsは互換性重視。そのためwindows2000向けに作られたソフトが今のwin11でも動くというとんでもないことが起きているわけだが、macOSにとって互換性なんか知ったこっちゃない。

M1チップ登場期にはRosseta2というエミュレーターを作ったがこれも一時的な互換性に過ぎず、今後廃止させる予定。よってIntelCP向けに作られたソフトも死ぬ。
「最新こそセキュアで至高。だからついてこい。」というのがmacOS。ゆえに保守コストが高くつく。暇つぶしに作ったら完成というわけにはいかないのがmacOSの厄介な点だ。
Apple様にお布施が必要

個人開発者にとって負担が重いのがAppleへの警告回避のためのお布施。
Appleは初回起動時にそのアプリはどの開発者が作ったのか署名を確認する機能がある(これをGatekeeperという)。
この署名がないと基本的には警告が出てゴミ箱行きとなる。署名をゲットするには年間99ドルをappleに払う必要がある。つまりお布施が必要。
使ってくれる人が少ない

これを言っては何だが、そもそもmacOSを使っている人が少ないというのもソフト開発を阻害する。
パソコンOSの7割がwindowsに対してmacOSユーザーは1割ほど。macOSの中にはソフト開発者が多いと聞くが7倍の差は大きく、相対的にmacOSのソフト開発者も減るのは当然のこと。
世の中は右利きを前提に作られるように、OSの世界でも多数派に向けて作られる。使っている人がすくなければ見捨てられる。
代わりにシェアウェアが盛ん
無料のフリーソフトはほとんどない一方、シェアウェアであれば少し数は増える。シェアウェアというのは、機能制限版のソフトを入れてもらい、気に入ってもらえればフル機能版の課金を求める形式のソフトだ。
このWindowsの無料・寄付歓迎のフリーソフトに対してmacOSはシェアウェアが盛んになった。
これによって開発者はAppleへのお布施や保守コストを補填できるし、利用者も良いものにはお金を払う。富裕層の多いAppleユーザーらしい文化だと思う。
これより紹介するソフトも例にもれずシェアウェアが含まれる。フリーソフトも紹介するためぜひぜひ見ていってほしい。
BetterTouchTool

macOSおすすめソフトという記事なら100%出てくるド定番カスタマイズアプリ。WindowsでいえばPowerToysのような多機能性を誇るオールインワンソフトだ。
これでできることはざっと下記の通り
- ウィンドウスナップ
- キーボードショートカット作成
- マウスジェスチャー作成
- マウスボタンカスタマイズ
- トラックパッドジェスチャー
- SteamDeck制御
- TouchBarカスタマイズ
適当に上げただけでこれだけある。私があまり知っていないだけでもっとあるだろう。とにかく多機能。
スタンダードプランでよい

永続ライセンスもあるが個人的にはスタンダードライセンスで十分だと思っている。スタンダードライセンスは2年間のアップデートが保証されている。

2年を過ぎるとアップデートは利用できなくなるが、そのバージョンは永久に使用できるからほぼ永続ライセンスみたいなもの。macOSは互換性を重視しないとはいえ根幹は変えないだろうから大丈夫。
保証はしない。
→BetterTouchTool公式サイト
Karabiner-Elements

macOSソフトにしては珍しい完全無料のやつ。windowsユーザーならAutoHotKeyに相当する神ソフトで、キーの入れ替えや同時押しの設定が可能。
英語だがれっきとした日本人が制作している。すげぇ。
キーを入れ替えられる
Karabiner-Elementsを使ってぜひとも行ってほしいのが修飾キーの位置変更。macはwinで言うctrlキー相当のcmdキーが左端に存在しないため、小指や手の側面で押すのが難しい。

Karabinerを使えば入れ替えることができる。幸せ。

と思ったが修飾キーに限ってはOS標準で切り替えることが可能だった。Karabinerですべて完結させた方が移行が楽な気がしている。
Windows向けのキーボードをMac配列にすることも可能で、変換無変換をIMEオンオフにしたり、ctrlをcapslockに変更できる。これはKarabiner-Elementsの魅力。
ユーザーの設定を利用できる

Karabiner-Elementsは設定をインポートすることができる。
これを使えばcmd+backspaceでDeleteにしたり、hjklでカーソル移動といったVimライクな操作感にすることができる。かなりニッチだがこれがまた使いやすくて良い。
中身はJsonファイルだから生成 AIを用いてコードを書かせることも可能。便利な時代だ。
安定性が段違い
セキュリティにうるさいmacOSだがKarabiner-Elementsも長年の定番的ソフトのため、安定性が段違い。OS深部で動くため安定するんだとか。
先ほど紹介したBetterTouchToolでもキーの割り当て変更はできるが、修飾キーといった同時押しが求められるキーはKarabinerでの設定がお勧め。
Clibor

クリップボード内容を保存してくれるソフト。Windows版もある。
FIFO/LIFOモードが良い
macOSのクリップボード保存ソフトと言えばClipyが有名だが、Cliborにもメリットはある。それはFIFO/LIFOモード。
これを利用することで一気にコピペして一気に張り付けすることができる。これが地味に便利。
画像保存したいならClipy

Cliborは画像の保存ができないデメリットがある。Clipyであれば保存が可能らしい。一括コピペ機能が欲しいならClibor、画像もクリップボードに保存したいならClipyがお勧め。
やっぱりシェアウェア多い
今回紹介したソフトはほんの一部。macOSにはもっと便利なシェアウェアが多数ある。


2000円の買い切りであるステアーマウスや、メニューバーをカスタマイズできるBartenderなどなど。
自分はWindowsノートへ戻ったが、今でもmacbookのハードウェアの完成度と電池持ちといった諸々の完成度には驚きを禁じ得ない。
もし自分がmacに戻るときは上のシェアウェアを購入するだろう。ということで備忘録を終える。

