今回は左手デバイスを生贄に(売却して)モニターライトをGETしたのでレビューする。早めにマウスジェスチャーの凄さに気づけて良かった。
左手デバイスのレビュー記事はこちら
いらないと感じた理由はこちら
目次
デスクライトに不満
現在デスクライトに2つ不満がある。
眩しい
現在デスクライトを使用しているが光源が視界に入ってとても眩しい。写真だと分かりにくいが肉眼でみると眩しい。
光源が視界に入って眩しいだけならいいのだが明らかに目が疲れる感覚がある。

そこで光源に紙を巻き付けて光を緩和しているが光源が視界に入るのは変わらない。あと発熱するので気分も悪い。
台座が邪魔

今まで上の写真のようにデスクライトの台座を超強力両面テープで机の底の方に固定していたがデスク環境の大幅変更でできなくなった…

机に置いていなかったものを置かないといけなくなったのでとても邪魔だ。
モニターライトとは
引用;BenQ
モニターライトというのはその名の通り、「モニターの上にくっつけるライト」だ。引っ掛ける方式なのでモニターに光が反射しないし、机を圧迫しないし見栄えがいい。
なぜ今まで買わなかったのか、それは「高い」から。
普通のデスクライトであれば2000円あれば眩しいデスクライトを余裕で買える。一方モニターライトの場合安いもので3000円、高いものだと2万円だ。
つまり「眩しくても普通に使えるデスクライトがあるのに必要ないだろ」それが結論だった。
しかし最近やけに目が疲れる。その原因が光源が視界に入ることではないか?と考えた。そして光源が視界に入らないモニターライトの購入を検討。ここまでが前置きとなる…長すぎ。
BrightBar Remoteとは
引用;amazon.co.jp
モニターライトにも種類があるのだが、これはモニター向けのリモコン付きのデスクライトだ。
今まで使っているデスクライトはタッチセンサーで、よく消すのを忘れる。そのため、「デスクにリモコンが置いていれば忘れないのでは?」という仮説だ。
メーカーはMATECH。京都で製品開発をしているメーカーだ。充電器やケーブルを調べた人なら見たことがあるかもしれない。読み方は”マテック”だ。
価格は約6000円。25%オフのクーポンがあったので大体4500円で買えた。
外観
次は外観。
ライト本体の外観

↑梱包前面。デカデカと本体とリモコンが描かれている。

↑裏側には「Beyond Your Experience」と書かれているだけ。

↑箱を開けると本体や説明書などが現れる。

↑同梱物は本体、リモコン、電池(リモコン用)、USBケーブル、説明書。ACアダプタは付属しない。

↑引っ掛ける部分にはMATECHのロゴと仕様が書かれている。

↑リモコンはこんな感じ。感想の章で詳しく説明する。

↑電池はCR2450。付属する電池がパナソニック製なのは珍しい。

↑リモコンの底面を机にくっつけてリモコンの回転部分より下の方を回すと電池ボックスがある。技適もここに書かれている。

↑付属するUSBケーブル。実測140cmほど

端子はType-C。
モニター取り付け
取り付けは至ってシンプル。引っ掛けるだけ。

↑引っ掛けて…

背面のType-Cポートに電源を挿すだけ。
調光機能
調色機能は「白色」「中間色」「暖色」の3種類で変えられる。無段階調節ではないので気をつけてほしい。
一方、明るさは無段階調節が可能だ。
USB抜き差しの際の挙動
興味がない人も多いと思うが一応USB主電源を切って付けた際などの挙動を下にまとめた。スマートプラグでこのライトを制御したい人は下の補足を展開してほしい。

調べた結果、電源オンオフに関わらずUSBを挿した瞬間ライトが付く。また、ライトの色・明るさは最後に付けた設定が保持されていた。
(例:白色・明るさ最小でUSBを抜く→USBをつけると白色・明るさ最小で点灯)
つまりスマートプラグでオンオフの制御が可能ということがわかった。
しかし、プラグの電源をオフになっているときモニターライトのリモコン/本体センサーを押してもライトは付かないのでライト側から電源をオンにしたい人は使えない。
使ってみた感想
使ってみた感想を書いてみた。使用しているモニターサイズは27インチだ。
とても省スペース
台座が机を圧迫していたがそれがモニターに掛けることでかなりスッキリした。しかもモニターのUSBから電源を取ることでコンセントも圧迫しない。場所的にもコンセント的にも省スペースだ。


光源が目に入らない

モニターライトの角度を調節することで光源が当たらなくなった。それだけで目の疲れが軽減されたと感じる。
ちなみにモニターライトの角度をモニターに向けても画面に反射しないようにされている。
様々なところでこだわりを感じる

ブラックを基調としたシンプルなデザインでブラックのモニターに馴染む。多少外付け感はあるがブラックなので統一感がある。

ライトのバー部分は金属のような質感で高級感を醸し出している。

本体でも電源のオンオフ、色・明るさ変更ができるのでリモコンを置かなくても操作ができる。また、暗闇でも操作しやすいように柔らかく光っている。

一方リモコンも回転させる部分が金属製かつ下のような加工がされていて光が反射する。回すことで明るさをすぐに変えることができるのは便利だと感じた。

底のほうは粘着して机にくっつくようになっている。公式画像を見ると「滑り止めシート」と書かれているがしっかり粘着する。粘着力が弱まるとどうなるのかは分からない。
利点が多いがもちろん欠点もある。
電源オフが長押し

電源を音にするときはリモコンを押す。一方ライトをオフするときは3秒ほど長押ししないといけない。めんどくさい。電源オフはよくするのに長押しなのは使いづらい。
本体にも電源オフのセンサーがあるのでそれに触れると一瞬でライトが消えるが…折角ならリモコンで楽に消したかった。
追記:リモコンはベッドに移動
ライトをオフにするときのリモコン長押しが億劫だからリモコンを使わなくなった。試しにベッドの小物置きにおいてみたら大正解。ベッドからライトをオフにできるのはあまりにも便利すぎた。
その代わりデスクでライトをオフにするときいちいち手を伸ばさないといけなくなった。なんだかんだリモコンはそれなりに便利だった。ライトを付けるときは…
電源オフと色温度調整の操作を逆にするだけでもかなり操作感が良くなるのに勿体ないと感じた。
リモコンの天面の加工が汚れがち

先程挙げたリモコンの加工はラグビーボールのような跳ね返りで欠点へと転がってくる。
この加工にふれるとめっちゃ白くなる。手の皮膚が研がれてその粉がつく。なのでリモコンの天面に触れることはやめておいたほうがいい。粉だけでなくホコリが付いても目立つ。
明るさ変更の際はリモコンを回すのだが、天面に指を置いて回すことは出来ない。滑るし汚れる。
このリモコンを使う際は天面にあまり触れないほうがいいだろう。
明るさが暗め

流石に精密作業用のデスクライトの明るさと比べると明るさは程々だ。でも、ほとんどの人はこの明るさで満足すると思う。→追記参照
追記:暗い
数週間使ってやっぱり暗いと感じた。もう少し明るいほうが良かった。ギリギリ使える程度の明るさ。
最近は光量MAXで常時使用する始末。
印字がハゲる

掃除していたら何だが印字がおかしく感じて確認したらこの有様。印刷が掠れてる。こすりながら拭いたのが原因。届いて初日でこうなったので残念だった。
このようにタッチセンサーの印刷の質は悪いので撫でるように拭くなどの配慮が必要。ゴシゴシ拭くと印字が消える。
最後に
最初はモニターライト高すぎる…と思っていたが実際に到着してセッティングすれば、光源が目に入ることも無ければデスクを圧迫することもない。…値段はするがそれに見合った内容だと思った。
個人的には色温度の調節が3種類と少ないのが気になっていたが特に支障はなかった。色温度の調節ができるだけで十分便利だった。

逆に明るさの無段階調節は地味に便利。リモコンの操作性が組み合わさり明るさ調節はノーストレスだ。
と思っていたのだが、光量を最少にしたいとき何回も回さないといけないからちょっと不便。加速度的な調節ができたら最高だがこの価格帯に求めるのは厳しい。

…また、本体のタッチセンサーにLEDを仕込んだりするなどの使い勝手にこだわられて作っていることが分かる。
モニターを持っている人は、多少値は張るがモニターライトを買ったほうがいい。省スペースかつ光源が視界に入るストレスから開放される。
最後にアフィリンクを貼っておく。