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「MiLi 紛失防止タグ(Android)」レビュー Android版エアタグ

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androidでも使えるトラッカー無いかな〜と調べて出るのは、バカ高いTileやよくわからないモノばかり。amazonでGoogleの”デバイスを探す”対応タグ無いかなと調べてみたらあったから即ポチした。

紛失防止タグや紛失防止トラッカー、スマートタグなど様々な異名を持つコレを今回はレビューする。

書いた人
犬鳴
犬鳴

ガジェ文の中の人犬鳴です。ガジェット、文具レビューから時々ニッチな内容まで好きなものを書いてます。

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AndroidユーザーはTileしか使えなかった

画像はAirTag

Appleの探す対応のトラッカーであれば、わんさかあるがAndroidは使えない。Androidでも使えるものは、Tileまたはメーカーのアプリに対応したものしか無かった。

前者は高価、後者はGoogleアシスタントで呼び出せない点や、別メーカーのトラッカーを購入した際に、アプリを1本化できないという欠点を抱えていた。

でもトラッカーは欲しいから、高いけどGoogleアシスタントが使えるTileを使わないといけなかった。今までは。

MiLiスマートタグはデバイスを探す対応

引用:Google Play

やっとGoogleの”デバイスを探す”対応タグがポツポツ現れ始めた。今回紹介するのはその中の一つというわけだ。

Googleのデバイスを探す対応タグであれば、スマホなどを探すアプリに1本化できるほかアシスタントとの連携ができる。
家でスマホを無くす度、アシスタントに頼みまくってるからそれが財布などでも使用できるとなると便利なのは想像に容易い。

感想

設定は超簡単

いちいち専用アプリでゴニョゴニョしないといけないのかなと思っていたのだが、タグの真ん中を押すことでピロピロ鳴って電源がつく。

少し待っていると上のようなFastPairの画面が出る。あとは画面に沿ってOKを押すだけで設定が完了する。

トラッカーとしての機能は普通

音を鳴らしたり、地図で場所を把握するという基本的な機能は全く問題ない。「付近を探す」を押せば、下のようにタグまでの距離がおおまかに分かる。

Googleお得意のマテリアルデザインは、距離がわかりやすくていい感じ。

とはいえこれらの機能はTileを始め様々なトラッカーに入ってるから普通。

1つのアプリで管理できる

引用:Google Play

なぜデバイスを探す対応トラッカーを待ちわびていたかというと、アプリが増えるのが鬱陶しいから。

アレどこいったっけ?と思ったとき、デバイスを探すアプリを開くだけでぱぱっと鳴らせる快適性は素晴らしい。

安い

↑セール時の価格

このトラッカーの強すぎるポイントが価格。通常価格は2,400円、セール価格で1,700円で購入できる。4つセットは通常価格6,000円、セール価格で4,400円くらいさらに安い。

買うならセール時期を狙ってみるのがおすすめ。


紛失時に弱い(Appleが強すぎる)

Appleの探すの場合、日本の高すぎるiPhone普及率に加え、2015年発売のiPhone6sから最新機種までの機種が対象だからすぐ見つかる。

一方デバイスを探すはAndroid9以上が要求される。よくボロボロの端末を使用している人を見かけるが、それらは対象外。またオフラインで探すも順次展開だから、対応していないデバイスも多い。

つまり、ほぼすべてのiPhone”対”一部のAndroidという劣勢を強いられている。紛失時はiPhoneとAndroidでいがみ合わずに協力してもらいたい。

引用:Youtube.com(GoogleIO ’23 in under 10 minites)|AndroidでAirTagを検知可能。逆も然り。

というか、不明なトラッカー通知ができるのだから技術上できるはず。
まあAppleの探す対応タグの多さからiPhoneに乗り換える人もいるのハズだから、その礎をGoogleに奪われたくないだろう。ユーザーとしては協力してほしいけど。

Android9以上を要求

このトラッカーはAndroid9以上が必要。そのため古い端末の場合使えない。自分が昔使ってたXperiaXZsとかは無理(Android8.0)。

そもそもAndroid9のリリース日は2018年だからめちゃ古い端末。さっさと乗り換えたほうが良い。

盗まれても使えちゃう

トラッカーが盗まれて他の人に使われたという体で実験してみた。やってみた内容は

  • トラッカーをリセット
  • 別のGoogleアカウントのスマホで登録
  • 使用できるか検証

ちなみにTileは登録すらできなかった。

このタグは普通に登録できてしまった。マップで場所を知れなかったり、エラーが発生しましたというポップアップが時々出るなどはあるが音を鳴らすことは可能。つまり普通に使えちゃう。

最初に登録したスマホからは見つかりませんでしたと表示される(撮影ミスで画像ナシ)。
つまり打つ手なし。

でもこれアップデートでしっかり対策されると思うから今だけだと思う。

Webだと表示されない

パソコンからデバイスを探すにアクセスしてもトラッカーは表示されない。

財布の場所を知りたいときに、いちいちパソコンからアクセスすることなんてほぼ無いから実影響はないけど、ちょっと気になる。今後のアップデートに期待。

カテゴリが足りない

選択できるカテゴリがこれ。

地味に使い勝手が悪い。
少なくともバッグとリュック2つは用意してほしいし、パソコンのカテゴリも追加してほしい。

アシスタントとの連携が微妙

デバイスを探す対応タグを購入した理由の一つアシスタントとの連携だがちょっとイマイチ。

財布を探してと言っても「鳴らせませんでした」と返ってくることがかなり多い。暫く待つと鳴ってくれるから、不便してないけどちょっと気になる。

他にも「財布の場所は」と聞くと、「<部屋名>付近にありました」みたいに帰って来るが、日本の住宅は狭いからあまり当てにならない。広い家に住んでる人なら使えると思う。

この機能は、各部屋にNestシリーズでないと反応しないから気をつけてほしい。家にあるSONY製スマスピ(LF-S50G)は反応しなかった。

最後に

ほぼ不満はない

トラッカーに求めることなんてシンプルだから当然だけど、ほとんど不満はない。ちゃんと音鳴るし、一つのアプリでスマートウォッチもイヤホンもカバンも財布も全部管理できる。

盗まれても使えたり、置き忘れ通知がないなどの欠点はあるが、治安の良い日本でトラッカーを盗む人なんて多分いないだろう。

盗難対策というより、紛失対策として使用してるから、選択できるカテゴリが少ない欠点以外あまり気にならない。

アップデートに期待

基本的なことはできるもののまだ機能は荒削り。とはいえ基本的なことはできるからあまり不便しない。

後々のアップデートに期待する。

2025年春にAnkerから登場予定

引用:AnkerJapan

もし有名メーカー製のトラッカーが欲しいなら、Ankerからデバイスを探す対応タグ/カードが発売予定らしい。

コレを待つのも良い選択肢だと思う。

安いからオススメ

荒削りとはいえ1つのアプリでスマートウォッチもイヤホンも全部管理できる利便性は底しれない。何より安いから財布につけようか鍵につけようか悩む心配がないのも良い。

Androidユーザーなら安いし全力でオススメする。
iPhoneユーザーは使用できないから注意が必要。安牌なのはAnkerのトラッカーだろう。

最後に4つセットのアフィリンクを貼っておく。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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