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「Google Nest Mini」レビュー スマートスピーカーのベストバイ

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この前、AlexaからGoogle Homeに乗り換えた記事を書いた。

Googleアシスタント搭載スマートスピーカーとして部屋の殆どに置いてるのが、このGoogle Nest Miniだ。この製品、ライバルのEcho Popとバチバチにやり合ってるから比較しながらレビューする。

書いた人
犬鳴
犬鳴

ガジェ文の中の人犬鳴です。ガジェット、文具レビューから時々ニッチな内容まで好きなものを書いてます。

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概要

まず、「Google Nestってなんやねん」っていう人は少ないとは思うが一応書いておく。一言で書くとGoogleが開発しているGoogleのスマートスピーカーだ。
AlexaにあたるEchoシリーズと思ってもらって構わない。

このGoogleNestシリーズには大きく分けて4種類ある。

  • Nest Mini
  • Nest Audio
  • Nest Hub(2世代)
  • Nest Hub Max

名前にHubが付くものは画面付きモデルだ。詳しくは下の記事を見てほしい。

今回は初めて外観の章を削ることにした。不便であれば復活させる。
決して画像編集が面倒くさかったわけではない。かといって10月ギリギリに投稿したかったわけでもない。

比較

感想を述べる前に最初に書いたライバルEcho Popと比較してみる。

太字+下線は優れている部分。

Nest MiniEcho Pop
ドライバサイズ40mm49.5mm
スピーカーの特徴360度サウンド前面照射型
マイク数33
Wi-Fi(IEEE802.11)/Bluetoothb/g/n/ac/Bluetooth5.0a/b/g/n/ac/Bluetooth対応
音量調整ボタン対応対応
再生停止等ボタン対応△(アラーム停止のみ)
ミュートスイッチ対応対応
壁掛け対応不可
ステレオペア対応対応※
寸法(幅×奥行×高さ)98×98×42(mm)99x83x91(mm)
重量177~183 g196g
カラー白/黒/コーラル(珊瑚色)/水色白/黒/ティールグリーン
/ラベンダー
価格6050円5980円
→1980円まで値引きアリ
備考※Bluetooth接続の場合、ステレオ再生不可

あまり知られていないが、EchoシリーズはBluetooth接続時にステレオ再生ができない。つまりPCスピーカー代わりに使うことができない。Google Homeは出来るのに惜しい。

話が脱線してしまった。基本的なスペックはほぼ同じだが、スピーカーサイズの違い約1cmはかなり大きい。音質は感想の章で話す。

感想

さて先程比較した内容も含め2ヶ月以上Nest Miniを使った感想を書いていく。

音質はまずまず

NestMiniの音にはちょっとした雑さを感じるが、普通に聞ける音質をしている。

音の傾向は中音域を持ち上げたのかまぼこ傾向。おかげで喧騒の中でもアシスタントの声がめちゃ通る。スマートスピーカーとしてこの声の通りはありがたい。

再生停止ボタンがある

Google Nest Miniにはちゃんと再生停止などが行えるセンサーが内蔵されているため、ポンと叩くだけで音楽を止めれる。

この再生停止ができないと、音楽を停止するのにいちいち声で操作したり、スマホを用いなければいけないのは狂ってる。

壁掛け可能

スマートスピーカーを各部屋に置くことで、どこでも反応するようになったり、部屋を音楽で満たすことができる。

さあ各部屋に置くぞとなったとき、スピーカーを置く場所あるだろうか?デスクがあるならそこにおいけばよいが、キッチンなど置く場所がない、または場所があっても汚れやすいから置きたくないという場面もあるだろう。

そんなとき壁掛けすればすべて解決する。なにより省スペースというかスペース自体取らないし、汚れにくい場所に壁掛けすればキッチンでも使うことが可能だ。

一方Echo Popは壁掛け非対応。どうしても壁掛けしたいなら別途アタッチメントが必要だ。
しかもこのアタッチメント、悲しいことにネジ固定または、コンセントの場所に引っ掛けるやつしかないから融通が利かない。

オートメーションの挙動が安定

自分がAlexaを使っている間にオートメーション(Alexaで言う定型アクション)が安定した。前までは謎に反応しなかったり、謎に実行されなかったりなど問題が多かったが、この2ヶ月一切無かった。

おかげで自動化が捗って仕方ない。

ウェイクワードが長い

これデメリットに感じるかもしれないが、以外にもメリット。

Alexaはそのまま「アレクサ」で済むから、つい早口で「アレクサ」と言って反応しないなんてことが多々あった。

一方Googleアシスタントは「OK,Google」または「ねぇ、Google」と長ったらしい。
おかげで、早口で言いにくいから必然的に遅く発音することになるから、スピーカーが反応できる。

何度も短いウェイクワードを叫ぶより、かえって効率的だ。


音質が劣るのは確か

音質を比較してしまうとEcho Popの方が良い。これは味付け的問題もあるが、ドライバサイズ1cmの差はあまりに大きい。

Nest Miniが悪い音質というわけではない。Echo Popがあまりに強すぎるだけだ。

スキルを使うことができない

これはGoogleアシスタント特有の問題だけど、Alexaにあたるスキル機能がない。
そのため機能の拡張はAlexaに大きく劣る。

Google homeアプリに難がある

Google Homeアプリからキャストしたものの再生スピーカーを変えることができるのだが、その画面の音楽制御ができない。

精密に言えば再生停止はできるが、スキップや巻き戻しができない。まあ音楽アプリ側から行えば済む話だからとても不便というわけではない。

このほかにもちょっとした不具合がちょびっと見え隠れする。致命的でないから軽微だが気になる。

高い

これはEcho Popが安売りし過ぎなのも要因だが、やっぱり高く感じる。

音質は明らかにEcho Popの方が良い。しかもセール時は2000円を切る。この薄利多売は強すぎる。この価格の差なら絶対Echo Pop選ぶ。

最後に

スマートスピーカーは使いやすさが命

スピーカーは音質が一番重要だが、スマートスピーカーは違う。

スマートスピーカーは何よりも使いやすさが重要。音質が良くても使い勝手が悪かったら意味がない。音質を求めるならスピーカーの方が良い。スマートスピーカーの真骨頂は”スマート”、賢さだ。

使いやすさはGoogleの勝利

この使いやすさが優れているのがGoogleアシスタントを搭載するNest Mini。

確かに音質は劣っているし、アプリに難があるし、スキルがない。このデメリット以上に使い勝手が良い。
アシスタントの声が聞こえやすい味付けだし、再生停止ボタンもあるし、壁掛けもできるし、キャストも使える。
デメリットの音質も特段悪い訳では無いし、思いの外スキルは使わない。

だから自分はAlexaよりGoogleアシスタントをおすすめする。

どうしても音質を求めるなら外部スピーカー

「どうしてもスマートスピーカーで高音質を求めたいんや…」という人は外部のBluetoothスピーカーを使った方が良い。

音楽再生時はそのスピーカーでそれ以外の音声応答、タイマー、アラームなどはスマートスピーカーが行ってくれる。
所詮スマートスピーカーのBluetoothだからLDACなど高音質なものには対応していない点は注意。
多くの人はNest Miniの音質で問題ないと思う。

実はEcho Studioという音質が良いスマートスピーカーもある。
Alexaでおすすめしづらい&3万と非常に高額だが、amazon Musicのハイレゾ音源の再生ができるらしい。(↓アフィ)

スマートスピーカーは中古が激安

Google Homeがおすすめだけど値段が…という人におすすめできるのが中古市場だ。スマートスピーカーは使いこなせない人が多い。そのためメルカリを覗くと、状態の良いものがよく出品されている。

Nest Miniの相場は状態によるが大体2500円。個人的には2000円を下回っていたら買いだ。

ただこのNest Mini、一つ前のスピーカーHome Miniと見た目がそっくりで見分けがつきにくい。そのせいでHome MiniなのにNest Miniとして売られることも多々ある。

もしメルカリ等でスマートスピーカーを買うなら下の解説記事を絶対に見てほしい。


最後にアフィリンクを貼っておく。

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