今回はリビングに置いているEcho Show 8をレビューする。これもecho popと同じ2023年9月に手に入れた。
Echo popのレビューはこちらから↓
目次
スマートディスプレイの利便性

皆さんご存知Echoはamazon自社開発のalexa搭載スマートスピーカーなのだが、もう一つalexa搭載のデバイスがある。
そうEcho showシリーズだ。これはスマートディスプレイというスマートスピーカーにディスプレイが合体したデバイスだ。

「ディスプレイが追加されただけで…」と思われるかもだが、侮ってはいけない。
例えば時刻を知りたい時、スマートスピーカーであればalexaに聞く必要があるが、スマートディスプレイなら画面を見るだけで時刻が分かる。
このようにわざわざ聞く必要がないという利便性は素晴らしい。
種類
Echo show 8の名前から分かる通り、このスマートディスプレイにはいくつか種類がある。
- Echo show 5
- Echo show 8
- Echo show 10
- Echo show15
この4種類だ。末尾の数字は画面の大きさを表している。今回選んだのは下から2番目の8インチモデルだ。
外観






使った感想
音質良い

音は人によって好みがあるから参考程度に聞いて欲しい。
音の傾向は低音強め。ボワボワしてない低音だから気持ちよく音を楽しめる。かといって中高域もちゃんと鳴っているため、「低音強すぎて声が聞こえねぇ…」といったことはない。
ただ、スピーカーが後ろ向きに付いているから、後ろに物を置いてると音が反響して籠もる。また低音が強すぎて何かと共鳴する可能性もある。というか実際にあった(ONUがジージー鳴った)。
画面は思いの外小さい

8インチと聞くとちょっとデカく感じるが、実際においてみると思いの外こじんまりしている。
デスクに置いたりする人は5インチサイズのほうがいいとは思うが、リビングに置く人は8インチはいい感じの小ささだと思う。
安定感抜群

このスマートディスプレイ脅威の1キロ超えだ。
また滑り止めも強い。そのため安定感が半端ない。端っこを押すと流石に動くが、軽くタッチする程度であれば全く動かない。
音楽再生時でも時計が表示される

Echo showのアップデートで音楽再生時でも時計が表示されるようになった。小さいから遠くからではわからないが近くを通り過ぎた時にちらっと時計を見ることが多いため、この機能はありがたい。
UIがイケてない
このEcho show 8、UIがいまいちイケてない。

例えばスマートホームの制御をしたい時は下の画面になる。

残念なことにこの画面からライトがオンなのかオフなのか分からない。なんで?
また、スペースだらけで折角の大画面を全く活かせていない。このスペースにライトのオン・オフが付いてるだけで幾分か便利になるのに勿体ない。
そもそもスマートホームの画面に行くまでの工程が多すぎる。「①上部を下にスワイプ→②スマートホームを選ぶ→③対象のスマートホームデバイスを選ぶ→④オン等のボタンを選ぶ」なんと4工程。ちょっと多い。
昔Nest Hubを使っていたのだが、そこまでめんどくさくなかった記憶がある(気のせいかも)。
Echo show 8のタッチ操作は常用するものではないと断言できるほどイケてないと思った。
動作が重い

このEcho show 8、タッチディスプレイとなっているため、声を使わなくとも操作ができるのだが、いかんせん動作が重すぎる。
スマートライトをオンにしたい時、クソ長い作業をする必要があるといったのはさっきの通り。それに加えて動作の重さからくる待ち時間が発生する。この待ち時間がストレスだ。
そのためEcho showの機能のYoutube再生も動作が重く使い物にならない。少しでも映像作品を見たいと思っているのであればやめておいたほうがいい。
マイクが強すぎる

「何回書くんだよ」と突っ込まれるかもだが書いておく。Alexaはマイク感度を変更できない。そのため、寝室のライトを付けたいのにリビングのライトが付くという地味なイライラが募る。
Echo show8 シリーズはマイクが4つ搭載しているため声の集音性能が強すぎる。amazonは今すぐAlexaアプリにマイクの感度調節をつけるべき。
アプリはクソ

これも何回書くんだよと言われそうだが、書いておく。
本当にAlexaアプリはクソ。アプリの動作も遅く、バグも多いし使い勝手がいまいち良くない。Pixel7を使用しているためスペック不足というわけではないはずだ。
最後に
タブレット代わりは不可

さっきも書いた通りYoutubeなどの視聴デバイスとしては動作が遅すぎて明らかに向いてない。もしEcho show 8でYoutubeなどを見たいと1ミリでも思っている人はやめておいたほうが良い。
音声操作は可能

UIとタッチ操作の重さは絶望的だが、音声操作で特に困ることはない。
そのため、ディスプレイに表示できるという情報量という恩恵を最も受けれる場所、リビングに最適だ。価格もセール時であれば9000円を切っているというのも優しい。これ以上デカいスマートディスプレイだと2万円を超えてしまう。価格体にも大きさ的にもちょうどいいのではないだろうか?
しかし、このような大きさのスマートディスプレイにはライバルが居る。そう、google Nest Hubだ。これは7インチと若干小さいが、リビングでも普通に使える。また中古で安く転がっているため入手もしやすい。
運が良ければ公式ストアにて「1つNest hub買ったらもう1つおまけで付いてくる」みたいなキャンペーンがある。もしgoogle HomeとAlexaで悩んでいるのなら下の記事も見て欲しい。
追記:第三世代発売!

最近、Echo show8(第三世代)が発売された。
処理速度やカメラの刷新や空間オーディオが追加された。あと価格が約2.3万とアホほど高くなった。正直この値段ならナシだ。
Show10との差額が4~5千円はあまりにも狭すぎる。逆にShow5との差額は1.1万と広すぎる。
「Show5より大きくて、コスパが良いやつがほしい」という層を外している。
最後にアフィリンクを貼っておく。
最後までご覧いただきありがとうございました。