月間ガジェ文でも取り上げた通りPixel Buds Proのレビュー記事が大人気だ。この現状を終わらせたくない。
ということで今回はこのPixel Buds Proの長期レビューという体でバッテリー持ち、操作感などなどを書くことで薪を焚べたい所存。つまるところの焼き直しだ。
詳細なレビューが知りたい人は前の記事を見てほしい。
目次
備考:買った日時
そう言えばこのイヤホンいつ買っんだろうと思い調べてみた。

どうやら2022年10月28日に買って、届いたのは11月2日。届いた日から勘定して1年7ヶ月。
タイトルの1年半を少し過ぎているが、1ヶ月くらいそんなに変わらんだろ…ということで1年半の長期使用レビューとしてほしい。
結論:過不足なく満足

個人的な使用感に不満はほとんどない。
音質悪くない、操作性とノイキャン最高、バッテリー長持ち。快適に使う上で重要なものがしっかり抑えられている。ここのレビューは前回の記事を見て欲しい。特にお気に入りの部分だけ抜粋する。
一方でイヤホンの形状、価格は、突出した機能の無さはデメリットに感じた。
操作感・ノイキャン最高

このワイヤレスイヤホンの最も優れているところに操作感がある。前も書いたが本当に最高。
音量をスワイプで制御できるのが直感的。再生停止やノイキャン切り替えなどの動作速度も早く、不満がない。


この操作感に慣れたら他のイヤホンを使うのが難しくなるのでは?と危惧している。
また操作感だけでなくノイキャンも神がかっている。ノイキャンモードをオンにするだけで周りの音がサッと消える。
自分は気にならないけどノイキャンイヤホンにありがちな耳が詰まった感覚もない。
恐ろしいバッテリー持ち

先ほども書いた通り1年半使用してきたが、バッテリーが切れたことはほとんど無い。5時間酷使したこともあったが、バッテリーは20%以上あった。
前回、1時間あたりのバッテリー減少量を検証した際一時間あたり20%ほど減っていたが、1時間過ぎたあたりから減りが明らかに遅くなる。
3時間ほど音楽を再生し続けたのだが、その際のバッテリー残量は60%くらいだった。
一時期マルチポイントを使用していたが、PCで使用する際は有線イヤホンを使用するため使わなくなった。ちなみにマルチポイントONでも電池の持ちは殆ど変わらなかった。
形にクセがある

イヤホンの形状を見てもらったら分かる通りこの形状にはそれなりのクセがある。耳にすっぽりフィットするような人もいれば、ポロポロ外れて仕方ない人もいる。

またステムが独特な形状をしているため、イヤーピースの交換によるフィット感向上も難しい。
この装着感ばかりは試してみないとわからないところだから気をつけたほうが良い。
外音取り込み機能はいまいち
ノイキャン搭載イヤホンであればほぼ100%付いている外音取り込み機能、もちろんこのイヤホンにも付いているのだがイマイチだ。

前使ってたSoundcore Life P3と比べると進化しているが、それでも人の声は聞こえづらい。電車のアナウンスなどのはっきりした声であれば聞こえるが、コンビニの店員とのやり取りはちょっと難しい。
超便利ではあるが、人と話せるレベルではないので惜しい。
イヤホンがすぐにテカる

イヤホン本体はサラサラとした質感になっているのだが掃除しないと上のようにテカる。見た目がよろしくない上、イヤホン本体も滑りやすくなるため落としやすくなる。何度ハラハラしたか…
最後に
おすすめはしたい…けど

「結局これ、おすすめなんか?」と思うだろう。個人的には積極的におすすめしたい。
が、本当に尖っていない普遍的なイヤホンだ。音質重視な人は他のイヤホンをあたって欲しい。
SONYのWF-1000XM5とか音質が良いと有名だからこれを選んでおけば損はないと思う。超絶高いが…(↓アフィリンク)
一方で音質はそこそこで十分&価格を問わない人+Androidユーザーであれば一応おすすめできる。が、この価格帯であれば「ハイコスパ製品」という選択肢がある。
コスパ重視のAir pro 3(↓アフィリンク)
コスパ重視+2年保証のP40i(↓アフィリンク)
少し値段が上がるが、Liberty4(↓アフィリンク)
軽く上げただけでも3製品ある。つまりライバルが多すぎる。
それでもGoogle Pixel Buds Proをおすすめできるのか?と問われると「普通におすすめしたい(願望)」としか言いようがない。
後継機が出るかも→Pixel Buds Pro2発売!

まだ確定した情報ではないから話半分で見て欲しい。
Google Pixel Buds Pro 2と検索してもらえればわかると思うが、後継機が今後登場する可能性がある。もし登場するとなれば、前モデルは型落ちになり安くなる…可能性がある。
個人的には、外音取り込み機能の性能向上やLE Audioの追加が来るのではないか?と予想している。
追記:Pixel Buds Pro2発売

やはりPixel Buds Pro2が発売された。
大まかな進化点は以下の通り
- 価格:2.8万→3.6万
- ノイキャン:従来の2倍
- 形刷新:そら豆→固定用アーチ有
- コーデック:LE Audio追加
- チップ:謎→TensorA1搭載
- デバイスを探す:ケースにスピーカー搭載
はじめに言わせてもらう高すぎる。ノイキャンの効きが良くなった、耳から落ちにくなったという進化点を無に消すこの価格。
あと、外音取り込み機能の機能は据え置きなのか気になる。ノイキャンより外音取り込み機能に力を入れてほしかった。
追記その2:Pixel Buds Pro安くなった

当然だが型落ちモデルが安くなった。2024/09/19時点で最安1万8380円。在庫に限りがあるようだから、注意してほしい。
操作性重視で音質も(そこそこ)良い物がいいという人には良い選択肢になると思う。ちょっと高いけど。
最後にアフィリンクを貼っておく
ここまでご覧いただきありがとうございました。