今回は様々な部屋に点在させているスマートスピーカー、Echo popをレビューする。ちなみに購入した2023年9月だ。
目次
Echoとは?

amazonが送り出すスマートスピーカーブランド。自社が作ったalexaを搭載しているのが特徴だ。
Echo pop

そんなEchoの普及帯モデルがこのEcho popだ。通常価格は約6000円だが、大きなセールだと驚愕の1980円で手に入れることができる。自分は2023年9月に行われたPrime感謝祭にて手に入れた。
セール時のamazonデバイスは恐ろしいほど激安になる。
外観
特に書くこともないから外観へ移る。






使ってみた感想
価格の割に音質が良い

価格の割に音質は良い。
低音強めな音質で、安いスピーカーにある籠もった感じや低音が潰れていたりといったものが少ない。音楽を楽しく聞ける程度の音質は持っている。
置く場所によって音の籠もり具合が変わるため、音質を重視したい人は置く場所に注意した方が良いだろう。周りに何も置いていない机に置くのが一番音が良くなる。
追記:ステレオ化してみた
折角レビューするならとEcho pop2台使ってステレオ化した音も聴き比べてみた。
当たり前だが音のクオリティは明らかに向上した。また、1台のときにあった無理している感じがなく余裕がある。
昔Echo dot(5世代)を使っていたこともあったが、それを買うのよりEcho pop2台買ってステレオスピーカーにしたほうが幸せになれると思う。
注意点というかこれはAlexaの欠陥なんだけど、このステレオ再生、Bluetoothでは使えない。PCスピーカーとして使用したい人は注意して欲しい。
セットアップが楽

amazonで買うと、購入したアカウントとリンクすることができる。
これを利用すると電源に接続後、スマホのalexaアプリを開くと勝手に認識、設定するのはEchoの置く部屋だけ。
…なのだが最初はうまく行かなかった。原因はルーターだったから再起動するとうまく設定できた。
確実に言えるのはGoogle Nestより設定の不具合はマシ(改善されてる可能性アリ)。
Nestシリーズでは保存していたはずのwifiを手入力しなければならない時もあれば、うまく反応しなかったりすることが多々あった。
安い

やっぱりこれを取り上げないわけにはいかない。1980円はいくらなんでも安すぎ。セール前の価格(約6000円)と考えるとちょっと割高感も感じるが1980円なら許せる。
この値段なら2台買ってステレオ化しても良い。
家専用のBluetoothスピーカーとして利用することもできるため後腐れもしにくい。
アプリがクソ

Alexaアプリがクソすぎる。
アプリのクラッシュは当たり前、動作も少し重くワンテンポ遅れる感じだ。早急に改善して欲しい。
あとAlexaアプリのUIがあまり直感的ではないと感じた。下のようにAlexaアプリはタブバーで大まかに分けている。
特にデバイス欄がカオス。ここを開くと下のような画面となる。デバイスの並びがぐちゃぐちゃだ。上の各部屋を押すことで、部屋に含まれているデバイスを制御できる。
一方Google Homeはタブバー上のデバイスを押すとこのように部屋ごとに分けて表示してくれるため無駄な操作がない。デバイスの追加をしたいときでも、文字で「追加」と書いているため迷わない。
良くできている。
マイク感度を調整できない

前のGoogle home vs alexaの時も書いたが、マイク感度を調整できないのはかなり痛手だ。
バカでかい家に住んでるなら気にならないが6畳の部屋に点在させる場合、複数の部屋のアレクサが反応してしまう。
そのせいで寝室で「ライトを付けて」と指示しているのに、リビングのライトが付いたりとプチストレスがかかる。
不具合があった

これは引きが悪かっただけかもしれないが、たまに音が出なくなることが合った。
音が出ないだけで「ライト消して」というとちゃんと反映されるのだが、ピカピカ光るだけで分からなない。再起動すると直るのだが少しすると再発する。
これはおかしいと思ってamazonに相談。リセットしてと指示されたからリセット。リセット途中に再起動を挟むからか一時的に症状はなくなったが、数日後再発。
もう一度amazonに相談。リセットもしたけど無理だった旨を伝えると交換対応になった。翌日に交換品到着。不具合品をamazonに送ればやることは完了。
後日メールで「交換対応が完了しました」というメールが来た。
最後に
ハードは良いがソフトはクソ

レビューしてきたが、本体はとても良い。音質も価格の割に超優秀でマイク感度は良すぎるくらい。デメリットと言えば壁掛けできないのと、ちょっと不具合があるくらいだろう。
いやいや壁掛けホルダーという選択肢もあるだろと思われる人もいるかもだが、殆どの日本住宅のコンセントは下についてる。そのため音が拾いにくいというデメリットが有る。
もし壁掛けが可能になるように穴があいていれば壁に穴を開けないピンを使用して壁掛けすることも可能だ。というか実際にGoogle Nest miniでしていた。
もう一つの不具合もamazonに問い合わせればちゃんと交換対応してくれる。深夜でも対応してくれるため、「問い合わせに何日もかかる…」といったことはない。流石グローバル企業。
ハード的な問題はさておきソフトにとてつもない欠陥がある。いつぞやの左手デバイス(記事リンク)と同じくハードは良いのにソフトで損している。
クラッシュは当たり前で上手く動かない、使い勝手も悪い。正直Google homeアプリの方が圧倒的に使いやすい。
隣の芝生は青い

このように聞くと「Google homeの方が良いんじゃね」と思われるかもしれないがそんなことはない。
Google homeではスキルが使えないため、ゴミ出し予定を入れるにはgoogleカレンダーに入れる事となるが、ゴミ出しのみを通達することはできない。
またGoogle homeの定型アクション的機能(オートメーション)は動作が不安定で上手く動作しないことも多々あった。
もしスマートホームを構築してガチガチに効率がするぞという人はスキルの有無と定型アクションの安定度はとても重要。
Alexa使いたい人にオススメ
今Alexa使っていて不満がなく、むしろ各部屋に置きたい人には全力でおすすめできる。もしalexaに不具合があれば、いつでも問い合わせ可能な保証を受けれる新品の優位性は底しれない。
逆に「はじめてスマートスピーカー使うんだが…」という人も結構いい選択肢。
競合のGoogle Nest miniは定価6050円するのに対し、Echo popの定価は5980円、更にはセール時で(ry。初期費用の安さは正義。
もし、「Alexaいまいちだな〜」とか「やっぱGoogleよ」という人は売り飛ばしてもOK。使いたいな〜と思っている人はセール時期で買っちゃっていいかもしれない。
最後にアフィリンクを貼っておく。
ここまでご覧いただきありがとうございました。